そば打ちが難しいのはなぜ？

蕎麦が好きな方は「一度は自分でそばを打ってみたい」と考えたことはありませんか。
しかしそば打ちは、うどんよりも難しいと言われています。
では、なぜそば打ちは難しいのでしょうか。
そこで今回は、そば打ちが難しい理由について解説します。

そば打ちが難しい理由

そば打ちが難しいといわれている理由は、グルテンがないためです。
小麦粉は、水でこねると粘り気を出すグルテンと呼ばれるタンパク質が多く含まれています。
しかしそばにはグルテンが含まれていないので、なかなか繋がらずバラバラになってしまいます。
小麦粉を入れればグルテンが追加されるので打ちやすくはなりますが、そばの良さが損なわれてしまう場合もあります。
十割そばなど香りが高いそばであればあるほど、打つのは難しくなります。

そば打ちのコツ

グルテンが含まれていないそばをまとめるためには、水を入れることが大切です。
そば粉の隙間に水を入れ、そば粉同士をくっつけながら打ちます。
また水は入れすぎると生地が破れたり、くっつきやすくなったりするので注意が必要です。
水を入れる際は、数回に分けて生地の様子を見ながら入れていきましょう。
また粉をこねるのではなく、粉と水を指先で馴染ませるイメージで行うと上手くいきます。

まとめ

そば打ちが難しい理由は、グルテンが含まれていないからです。
粘り気を出すグルテンが含まれていないため、バラバラになりまとまりにくくなります。
対処法としては水を少しずつ加えて、粉と水を指先で馴染ませるように行うことです。
そば打ちをご自身でしてみようとお考えの方は、ぜひ参考にしてくださいね。