Jindaiji soba Kiyoshi

にしんそばの由来

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にしんそばの由来

にしんそばの由来

2025/06/02

そばの上に乗っているにしんの身を崩しながらいただくと、味の変化が楽しめるにしんそば。
北海道や京都の名物料理です。
そばの上に乗せる食材といえばエビの天ぷらや油揚げが定番ですが、なぜそばの上ににしんを乗せるようになったのでしょうか。
今回は、にしんそばの由来についてお話したいと思います。

にしんそばの由来

にしんそばの歴史は長く、明治時代から現在まで続いています。
にしんそばを発案したのは、明治時代に創業したそば屋の2代目主人とされています。
この時代、他の地域では肥料用などとしてにしんは敬遠されていました。
しかし京都では貴重なタンパク質として重宝されており、そばも民衆に親しまれていました。
昔、寺院や宮中での行事によく使われていたのが、米粉やそば粉を使った菓子です。
そのうちそば切りが伝わると、そば粉の扱いに慣れている菓子屋に寺院からそば打ちの依頼が来るようになったため、そばを打てる菓子屋が増えていきました。
その後そばは民衆へ広まり、うどんの文化が強い関西で京都では例外的にそばを食べる文化が根付いたのです。
にしんそばは香りが良く健康食材であるそばと、栄養豊富で保存がきくにしんを掛け合わせることはできないかと考えて発案されました。
腹の部分を切り取った身欠きにしんを甘く煮た「棒たき」と、香り良いそばの組合せが京都の民衆に受け入れられ、今も京都の名物となっています。

まとめ

京都に根付いたそばの文化と、にしんを食べる文化を組み合わせたことがにしんそばの由来です。
にしんそばは、明治の時代に生まれました。
それから現在に至るまで、京都を中心に多くの方々に愛されております。
当店でも京風の味付けでにしんそばを提供しておりますので、ぜひご賞味下さい。

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