そば粉の種類とは?
2024/10/03
そば粉には、種類があるのをご存知でしょうか。
見た目の違いはわかるものの、種類によって栄養や製法がそれぞれ異なります。
しかし、どのような種類を選べばよいのか悩みますよね。
そこで今回は、そば粉の種類についてご紹介します。
そば粉の種類について
一番粉
一番粉は、そばの実を挽いてはじめに出てくるそば粉です。
玄そばから外皮を取り除き、抜き実を挽くと胚乳が砕けて出てきます。
砕けた胚乳をふるいにかけたものが一番粉です。
また、一番粉は御前粉とも呼ばれます。
真っ白な見た目で、成分のほとんどはデンプンです。
一番粉を使った蕎麦は、白く透き通っています。
二番粉
二番粉は、一番粉の後に出てくるそば粉です。
主に中層粉が含まれ、内層粉や外層粉も混ざっています。
基本的には、一番粉と三番粉と合わせて使います。
また、二番粉は並粉とも呼ばれ、通常のそば粉として使われているのが特徴です。
程よい色づきで栄養価と香りが高く、多くのそば屋で重宝されています。
三番粉
三番粉は、二番粉の後に出てくる外層粉が主なそば粉です。
そば粉の中でも栄養価と風味が高く、荒い食感を楽しめます。
一番粉とは反対に、黒っぽい見た目が特徴です。
一番粉・二番粉・三番粉すべてが含まれるそば粉を全層粉と呼び、全層粉を使った蕎麦を挽きぐるみと呼びます。
まとめ
そば粉の種類は、一番粉・二番粉・三番粉があります。
数字が高くなるにつれ香りと栄養価が高くなり、色も黒っぽくなっていきます。
使用するそば粉によってそばの特徴が変わるので、ぜひそれぞれ試してみてはいかがでしょうか。